Webマーケターってどんな仕事なの?
給料は実際どうなの?
激務?休日はある?
Webマーケターに興味を持っている人からすれば、実際の仕事や給料、休日の有無といったことは気になるポイントですよね。
未経験からWebマーケターになるには、どういったスキルが必要なのかも踏まえてまとめてみました。
結論から言えば、未経験からでも「市場調査力」と「分析力」があれば未経験でもガンガン飛び込める職種です。
仕事と必要なスキル
Webマーケターと呼ばれるくらいなので、『Webのマーケティング活動』を行うのですが、ちょっと曖昧ですよね。
そもそも、マーケティングというのは概念が曖昧で、業界でも「絶対にこういった仕事をするものだ!」という定義すら存在しません。

一般的には、商品を売るために企業が行う行動全般のことをいい、そのなかには広告宣伝や市場調査、販売戦略などの活動がマーケティングと呼ばれるものです。
端的に言えば、Webを活用した集客活動の全てをWebマーケティングとして良いでしょう。
- SEO、SEM、LPOなどの施策
- アクセス解析
- KPI・KGIに向けたPDCAサイクル
- Google Analyticsの分析
- Google Search Consoleの分析
- 各種、広告媒体の数値確認
- TwitterやYoutubeといったSNSの活用
- 仮説・実行
- 競合Webサイトや業界の動向チェック&分析
- 社内外の折衝
これらはパっと思いつく共通の能力であって、企業が求めている業務次第ではさらに必要なスキルは増えていきます。
さらに、Webサイトのコンテンツを企画したり、サイトの設計をWebディレクターやWebデザイナーと一緒に考えるのもWebマーケターの仕事の範囲です。

Webに関係する全ての内容に精通していなければいけないのが、Webマーケター!
覚えることは、山ほどあります。
さらに、多くの人と接する機会が多いの絵コミュニケーション能力は必須です。
ただ分析だけしていれば良いだけではなく、仮説・実行するためには関係各所の人を説得させ動いてもらう必要があるからです。
時には、社内外で反発を喰らう時も出てきますが、理由付けをしっかり行って改善していく必要があります。
業務に使用する主な7つのツールや管理画面
Webマーケターが仕事をするうえで活用する主なツールや管理画面は7つあります。
これらを扱えないと、まず業務が成り立たないので未経験からWebマーケターになるためには、「ツールを触れるだけじゃなくて、文字通り活用できる」レベルにならないといけません。
- Google Analytics
- Google Search Console
- Google Data Studio
- SiteCatalyst
- AD EBiS
- GDN、YDNの管理画面
- SNS広告の各種管理画面
①〜③のGoogleのツールは無料で使用できるので独学でも触れます。
自分でWebサイトを作って実際に触ってみると、ユーザー行動やツールを使った分析がより理解できるようになります。
④〜⑦のツールは、広告用の管理画面なので広告出稿しないと見れません。
まずは、①〜③を活用した分析を行うことはやっておきましょう。
平均給料は541万円前後
DODAによる各年代ごとの平均給料と転職会議の情報を組み合わせると、このような比較をすることができます。
- 20代:345万円
- 30代:442万円
- 40代以上:507万円以上
- 20代:341万円
- 30代:413万円
- 40代以上:555万円

世間の平均給料とほぼ同じですが、企業によっては1,000万プレーヤーもゴロゴロいるので統計としてはかなりブレるのが実情です。
特に、Web業界の中でも幅広い知識と経験が必要なWebマーケターの需要はどんどん増えています。
理由は、多くの媒体が台頭しては消え、台頭しては消え、の繰り返しで臨機応変に対応できる人が求められていることもありますが、実際に業界全体として消費される金額が増えていることが第一に挙げられます。
※引用:矢野経済研究所
つまり、Webマーケターを必要とする企業も増えているので自然と給料も上がっていく図式になります。

でも、覚えることが尋常じゃないくらい多いうえに、新しい技術も出てくるので休む暇がありません!
成果を出すには、多くの仮説・検証・実行を行わないといけませんが、やる気次第では未経験でも転職しやすい職種です。
仕事環境
Webマーケターには大きく分けて、3つの働く形態があります。
- Webマーケティング会社に勤務
- 一般企業のWeb担当
- フリーランス
この3つのどこかに所属することで活躍できますが、「残業」は30~45時間/月になるケースも多あるので、未経験入社になる場合は覚悟しておいたほうが良いです。

残業しない会社でも日々の生活の中で、ビンビンにアンテナを立てておかないと置いて行かれます。
クライアント(顧客)から運用・分析を委託されたWebサイトを数十社(多く担当する場合で〜30社程度)担当することになります。SEO・リスティング広告・SNS広告といった施策をフル活用して、Webサイトで抱えてる課題や目標数値を改善・達成するために施策を施します。毎週・毎月といった頻度で、クライアント(顧客)と定例打ち合わせを行い成果の良し悪しや先々の施策や想定を伝える必要があります。
自社内のWebサイトの課題を改善し、目標を達成するために施策を施します。使える予算が月々で限られていることもあるので慎重に行う必要があります。また、WebデザイナーやWebディレクター、エンジニアを動かしてサイト改善を行う必要があるので社内調整力も必要となります。
Webマーケティング会社に勤務する場合と似ていますが、フリーランスとして働く場合は、Webの分析だけではなく受注や進行を行う営業力や折衝力、金銭のやりとりを行う経理面の力も必要になってきます。
休日や残業の実態
勤務する形態によってはさほど変わりなく、時間を使おうと思えばいくら時間があっても足りません。

残業を行うことを禁止している企業が増えているので、休日は比較取りやすい業種なのでポジティブだと思います。
制作会社が抱えるような「納期」の概念はありませんが、常に気を張って情報収集していく必要があります。
通勤電車の中吊り広告からヒントを得たり、プライベートでみる看板やCM、SNSから情報を読み解くことも重要です。
時には、答えが見つからずデータや競合サイトと睨めっこを数時間行うことも・・・!
※改善策が出ないと時間だけが無情にも過ぎていきます
仕事とプライベートとの境界線はあまりなく、常に毎日を楽しむことができる人が向いている職種と言えます。
独学でWebマーケターの知識をつけるならこの本で学習しよう!
マーケティングに関する本は山ほどありますが、とっかかりとしては下記3冊を読んでおきましょう。
- 沈黙のWebマーケティング
- マンガでわかるWebマーケティング
Webマーケッター瞳 - 100円のコーラを1000円で売る方法
全てマンガ版で読むことができます。
本を途中で読むのが辛くなる人はマンガ版を買っておくとあっという間に読み切れちゃうのでおすすめ!
代表的な本を3冊紹介しましたが、もっと気になる人はこちらの記事も参考にしてください。

未経験者がWebマーケターを目指すのに、おすすめのスクール
未経験者がWebマーケターを目指すにあたっては、独学でも可能ですができればスクールに通ったほうが早いです。
平日はインプット・週末はアウトプットを繰り返す反転学習で、覚えるだけでなく実践も入れたカリキュラムになっています。
しかも転職に成功できない場合は、全額返金も可能なので本気で『Webマーケターになりたい』人は、無料カウンセリングからでも相談してみましょう。
Webマーケッター向けのオンラインスクール:DMM WEBCAMP
まとめ
Webマーケターは、Web業界を引っ張っていくリーダー的存在の職種です。
何より業界が伸びているので、人手が本当に足りないという実態もあります。
少しでも興味がある人は、オンラインスクールで学ぶことで加速度的に成長することができますよ!